不安からくる強迫性障害を克服して嫌になるループから抜けだそう

この病気について

この病気は強迫観念と強迫行為という2つが揃うことで起こる病気であり、この2つがセットになっていなければ強迫性障害とはいいません。
強迫観念というのは自分の意思とは関係なく頭に残っている考え、衝動などに不安を感じたり、不快な気持ちになったりすることを指しています。簡単に説明すれば、足がたくさん生えている虫を見かけてゾッとする。これも強迫観念の1つです。
しかし、強迫観念として問題になったり、強迫性障害へと繋がるレベルになると気持ち悪いと思ったイメージを払拭できなくなったり、いつまでも頭のなかにその不快なイメージが残っていてもたってもいられなくなったりします。
他にも自分が今汚れているのではないか?家の戸締まりを忘れているのではないか?私の行動、言動は間違っていた、もしくは失礼だったのではないかなどの考えに取り憑かれ、どうしようもなくなってしまう状態です。

次に強迫観念とセットになる強迫行為ですが、これは自分で制御できない思い、考えに押されて行動してしまうというものです。自分が汚れているという強迫観念に襲われている人は、手がカサカサになってヒビ割れたとしてもまだ手を洗い続けたりすることがあります。
戸締まりを気にしている強迫観念であれば、何度も何度も施錠を確認してもまだ気が済まない、酷くなれば恐怖感で外出ができなくなる人もいます。
おまじない的に歩き出すときは右足から、なんて自分ルールを持っている人もおりますが、これも強迫行為の1つです。これに執着していても日常生活に支障がなければ特に大きな問題ではありません。しかし、間違って左足から踏み出したときや、周囲の人間に押されて咄嗟に左足を出したなんてことがあった場合に激怒したり、手がつけられなくなったりする場合は十分強迫性障害だといえます。

これは一定のパターンによってできているわけではなく、どんな強迫観念と行為に出るのかは多種多様であり、人によって様々なものになります。ある行動に執着していたとしても、その行為自体への不安感が強迫性障害の原因とは限らず、本当に強迫性障害へと至らしめている原因は中々発見できないこともあります。
この病気の治療はとにかく長い目で見る必要があり、薬を飲めばすぐ解決というわけではありません。